・あて逃げされた
・火災により車に損害が発生した
・車庫入れに失敗して傷がついた
・物が飛んできたことで傷がついた
・車と車が衝突や接触をして車に傷がついた

ただし、車両保険には事故全般を補償するものと、一部の事故に限り補償するものがあります。
また、支払われる保険金額は修理費が時価額を超えるような場合や盗難されて発見されなかった場合は「全損」になり、その場合以外は「分損」になることがほとんどです。
一般的に、全損時には保険金額または時価額が支払われます。
分損時は修理費から自己負担額（契約時に定めた、事故発生時に受取人が負担する金額）を引いた金額が支払われます。

一つは、事故で車が壊れてしまった場合に過失割合に関係なく自分の車を修理できるという点です。
たとえば、過失割合が「自分60：相手方40」で、自分の車の損害が100万円だとすると、相手方の保険で補償される金額は40万円です。
残りの60万円は自分で払わなければならないため、実際の損害額には満たしません。
また、「自損事故」「自然災害」「当て逃げ」「盗難」などによって発生した、他者から損害賠償をしてもらえない損害も補償してくれます。
台風による大雨で車が水没してしまい、自動車が損害が発生した場合に、その修理費用を補償してくれる人はいません。
一般型と限定型とでは補償の違いはありますが、車が必要不可欠で車の破損による生活への影響が大きい人は加入するメリットも大きくなります。

一方、保険修理のデメリットとしては、保険料が高くなってしまうことが挙げられます。
保険修理を行うと、契約車両の事故歴によって保険料の割増引率を適用する制度があり、事故を起こすと等級がランクダウンし、保険料が高くなってしまうため注意が必要になってきます。
また、「元の等級に戻るまでに払う保険料」と「車の修理費用」を比較して、「車の修理費用」の方が小さい場合、保険修理を使用するとデメリットになります。

車両保険での修理は人によってメリットになるか、デメリットになってしまうか異なります。
インターネットで調べただけでは判断が難しいので、知識を持った弊社にお気軽にご相談ください。